彼らはいつも親子で来て、父同志は飲むはギターを弾くわ・・。あげくの果てに山荘に泊まってカヤックをやる始末になった。娘も奥さんも、父をかなり認めていて、いつも支えている。私は家内に誰が、貴方を立派にしたの・・・と言われる始末であるが、まあ事実でもあるので何も言えないが、この家族と父への尊敬をしている姿は、正直な話し、私には、羨ましい×100と言う感じだった。
ある時、高橋さん父は凄く頭が良いのだと言う。私の娘は、正反対を言うだろう。お父さんはダラシなくって、まあ飲むし、しゃべる。裸で風呂から出て来る。子供が小さい時きは、プルンプルン・・・と、そんな事をやっていた。何を・・・ん・・・・そう言う物をヘリコプターと言って風呂上りに回した。軽蔑もされるのは当然。
しかし、私は言いたい。これで君達は出来たのだ、あがめろ・・・これは神なのだ・・・と。失礼・・・こんな話しを出して。岩手では男根を神としてあがめている神社が沢山ある。こんせい様と言う。
しかし、こうも考えた。このような御家族と共に、私も家族を連れ立って過ごす事をすれば、私の娘にも勉強になるだろう、そう考えるようになった。それは良い考えだろうと、入れ込むようになった。そして多少なりとも、娘達は影響を受けた。
さて、麺の話しに戻ろう。やはり、このフレタ菊池と言う人は麺作りの天才だと私は思った。要するに好きこそ、ものの上手なりと言うが、そこをも超えていると感じた。
私が東京のある大学の社会人大学院での、来賓講師として呼ばれ、一度やった時の直後にその関係者から聞いた話しを思い出した。関東の豆腐メーカーの話しと、夜食やらお湯やお茶をかけて食べる物のマーケティングについての話しだった。それらの商品は、二代目、三代目が後を継いだ時に、売上げが伸びて無く、むしろ下降。そんな中、市場調査をしたら、同様に女性のマーケットだったらしい。
特に豆腐は、そのまま食べるのは圧倒的に女性が多く、麻婆豆腐にしたり、味噌汁、つまり料理したのは男女云々は無く、素の状態でひややっこ、とか家庭で食べるとか、美食、健康食的感覚は、やはり女性だったと。そのマーケット調査の元に、男らしい豆腐も出そうとなったと伺った。
この話しは本当か、どうか・・・解らないが、この類の話しは沢山聞く事はある。思いもよらなかった事実。これがマーケット調査、MRをして楽しい時は、色々な事実を知る所にある。
そして男らしいデザインと、男らしい名前、男・・・と言うテーマで切り込んだら、売上げが何倍にもなったと。
私は冷麺の市場調査をして、直感的に思った。その豆腐のように、カラムーチョのように、少年ジャンプのように、男が楽しむ商品開発、これが面白い。そして、直感的に思った。全員に受けなくて良い。狭い市場でも良い。その中で商品名が出る、ブランド作り、これこそヒット商品企画構想企デザイン(絵・紙・媒体と言う意味では無く、経営構造デザイン)メーカーになりたくて、ポルシェ・デザイン社のような会社を目指して、我が社は創立したばかり。サーガの麺業界へのブランド作りのお手伝いの実績が出来るかもなあ〜と。
そして、こうも思っていたから火もついた。盛岡冷麺と言う言葉だ。盛岡冷麺をブランドに・・・と岩手は走って来た。そのお陰で盛岡は冷麺だべっ。とまで言われるようになった。素晴らしい貢献だ。その先人には本当に尊敬する。